一生続けられるヨガを。

* 色と呼吸とヨガで ありのままで美しく、耀く女性を応援!

 埼玉県さいたま市大宮区のヨガサロン caapashanti(チャーパシャンティ)    Kaori  です *

 

そろそろ桜も終わりを迎えている頃。

大地に散らばる桜の花びらも、また美しい景色ですね。

 

気温も暖かくなり、いよいよ季節は初夏へと向かっています。

 

今回は『一生続けられるヨガ』について書いてみたいと思います。

 

『ヨガ』と聞くと、多くの方が華やかなイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。

「若い人々の身体や精神を整えるもの」といった印象を強く持たれることがあるように思います。

もしくは、もともと体が柔らかくヘルシーな人々が行っているイメージでしょうか。

 

もちろん、一時的に身体的・精神的な面にアプローチをかける、という意味で

華やかなイメージのヨガを始めることも、とても素晴らしいことです。

ご自身にとって良い効果効能を得ることができれば、それは大切で必要なこと。

 

けれども、ヨガを始めてしばらくするとヨガから離れてしまう方も多くいるのも現状です。

・ヨガを行う時間がない

・ヨガの効果を感じられない

・体を痛めてしまった

・年齢を重ね、できないポーズが増えてキツイ

など、理由は様々であると思います。

 

ハタヨガの観点からすると、

本来のヨガの目的から逸れてしまい、ヨガから離れてしまうことは少し残念に感じます。

 

 

ヨガはそもそも、地味なものです。

ヨガの効果効能を感じるには、時間がかかります。

ヨガは一生死ぬまで続けることのできるものです。

ヨガは一生死ぬまで日常を共にするものです。

ヨガは年齢に関係なく、柔軟性に関係なく、始めることのできるものです。

ヨガは年齢を重ねているほどに、年齢を重ねるほどに、効果効能を実感できるものです。

ヨガの目的は『健康』になり、死ぬまで動ける体を創り続けることです。

 

いくつか箇条書きにしてみましたが、

これがヨガです。『ハタヨガ』です。

 

 

例えば、ヨガを始めてすぐに

早い段階で立位のポーズ(立って行うポーズ)やバランス系のポーズ、太陽礼拝、

フロー系(流れるように動くスタイル)のヨガといった、多くの方が「ヨガっぽい」とイメージしているヨガに

取り組まれる方もおられると思います。

 

実は、これらに早い段階から取り組むと

ヨガは

できる人にはできるけれど

できない人には一生できないもの

となるのです。

 

これがヨガから離れてしまう一つの大きな要因のようにも私は思っています。

 

本来ヨガは、誰にでもできるものです。

前回の記事でも書いたように、ヨガは座位(座って行うポーズ)が基本です。

座位で体を固定して、体を動かし、安定した呼吸とインナーマッスルを育ててゆくものがヨガです。

座位でしっかりとインナーマッスルと呼吸を育てることができれば

立位のポーズやバランス系のポーズ、太陽礼拝など、誰にでも無理なく可能なヨガになります。

もちろん年齢にも関係なく。

 

だからこそ、ヨガは時間がかかります。

変化を感じるまでに時間がかかりますが、気づいた時には

抱えていた不調がなくなっていることを感じられるはずです。

 

なんでもそうですが、不調に対して

『今日やったら、翌日よくなっていた!消えていた!』

という治し方は、理想的な治し方ではありません。

 

継続していたら

『あれ?気づいたら気にならなくなっていた、、』

この治し方こそ、理想です。

 

ヨガはまさに後者の治し方を実感できるツール。

 

特に若いうちは、作られた体を使っているようなものです。

どんなヨガに取り組まれても、体はそれなりに対応できます。

ご自身のお気に入りのヨガで、心も体も心地よいと感じるひとときを過ごすことも

大切なことであると思います。

 

けれど、誰しも年齢を重ねると肉体は衰えます。

自分の体を自分で創らなければ、健康であることが難しくなることも事実。

その時に力を発揮するのが伝統的なハタヨガです。

 

ヨガで自ら創った体を使い、ヨガを行う喜びは、

作られた体を使うヨガとはまた違った愛おしさを、体に対して感じることができるはず。

ハタヨガは自分の体を創るために最高のツールであり、健康を維持できる最高の遊びです。

一生ものです。

 

 

明後日から4月に入ります。

始まりの季節。

一生続けることのできるハタヨガ、始めてみませんか^ ^