スポーツは『楽しむ』もの、ヨーガは『免疫力を上げる』もの。

今日は秋晴れが心地良い秋分の日となりました。

この連休は外出された方も多いのではないでしょうか?

 

外の空氣を思いきり吸い、季節を感じることほど心身が元氣になることはないですよね♪

 

いよいよ本格的な秋がやってきました。

秋といえば食欲の秋、、そしてスポーツの秋。

 

今回はスポーツとヨーガについて書いてみたいと思います。

 

『スポーツ』というと、多くの方が『免疫力がアップする』というイメージもあるように思います。

私もヨーガを知るまではそう思っていました。

 

ところが、、、

実は、スポーツをしても免疫力は上がりません。

 

 

運動には様々な種類がありますが、大きく分けると有酸素運動と無酸素運動に分けられます。

 

無酸素運動は短距離走や筋力トレーニングなどの短い時間に大きな力を発揮するような強度の高い運動です。

有酸素運動はジョギングやサイクリングなどの長時間無理なく続ける運動のことです。

ヨーガも運動で分類すると有酸素運動に含まれますが、有酸素運動はヨーガや太極拳などのゆったりとした動きの有酸素運動とジョギングやサイクリングのような少し強度の高い有酸素運動とに分けられます。

 

スポーツをすると、一見して体をたくさん動かすので免疫力が上がるように思いますが

血液の観点から見ると

スポーツ≠免疫力アップ

なのです。

 

ジョギングやサイクリングのような少し強度の高い有酸素運動や無酸素運動は

細胞への酸素供給のために血液の中で赤血球がたくさん移動しますが、

それ以外の血液成分はほとんど動かないそうです。

もちろん免疫に関わる白血球も。

 

これに対し、深い呼吸とゆったりとした動きをとる有酸素運動は

全ての血液成分が活発に動くそうです。

身体中にバランスよく血液成分が循環するため、免疫力が高まります。

 

だからこそ、ヨーガや太極拳などは一生必要なものとなってくるのだと感じています。

 

 

もちろん、スポーツはどんなスポーツも心身がリフレッシュされますし、

スポーツは様々なコミュニケーションも必要とされますので

人間関係の学びにも繋がる人生において大切なことです。

 

スポーツは『人生を楽しむためのツール』と捉え、免疫力とは別で取り組むと良いのかもしれませんね。

 

 

ちなみに、ヨーガはスポーツではありません。

 

なぜ人はヨーガを行うのか、、、

 

それは

『死ぬまで体を動かし続ける自分であるため』

 

と私は感じます。

 

ヨーガは自己理解のツールであり

人生を全うするためのツールです。

 

 

深まる秋とともに

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、、、

そして『ヨーガの秋』を始めてみてはいかがでしょうか。