ヨーガのポーズ、重要なのは圧倒的に座位のポーズ!
春分の日を過ぎ、日ごとに明るい時間帯が増えてゆきます。
街中の桜も開花を始め、今週末にはピンク色に染まる景色に出会えるかもしれませんね^ ^
春のエネルギーにつられて、心も明るく優しい気持ちになれそうです。
今回はヨーガのポーズにおいて、とても重要なことを書いてみたいと思います。
ヨーガには、座って行うポーズや立って行うポーズ、寝て行うポーズなど
様々ありますが、最も重要なポーズは
『座位のポーズ』
座って行うポーズです。
『ヨーガ』というフレーズを聞いて思い浮かべるのは
立ってポーズをとっていたり、片足でポーズをとっていたり、、
そんなところをイメージされる方は多いのではないでしょうか。
特に巷に溢れているヨガのイメージポスターや、SNSで流れているヨーガの情報では
バランス力や柔軟性がないとヨガはできないのでは⁉︎
と思ってしまうようなポーズばかりですよね。
立って行うポーズを『立位』と呼びますが、
実は立位のポーズ、さほどヨーガでは重要ではありません。
少なくとも、人生を共にできる伝統的なハタヨーガにおいては、
座って行う「座位」と呼ぶポーズが圧倒的に重要となります。
なぜ座位のポーズが重要なのか、、
それは、
多方面から体を動かすには、座位でしか無数のポーズを作れない、、
ハタヨーガにおいて、インナーマッスルは座位のポーズでしか作れない、、
安定した腹式呼吸を作るには、座位でしか安定した呼吸を作れない、、
からです。
他にも座位が重要である理由はあるのですが、
何しろ、しっかりと接地面を安定させた上で
多方面から呼吸に合わせて体を動かしてゆくことが、死ぬまで動かし続けることのできる身体を作る上で
重要なのです。
世の中には今、多くの種類のヨーガがあります。
ご自身に合うヨーガをされることが一番の理想ですが、
一生を共にできるヨーガは
伝統的なハタヨーガだけだと私は感じています。
どんなヨーガもそれぞれに目的があり、素晴らしいです。
巷に溢れているフットネス感覚のヨーガも素晴らしいです。
むしろ、それらに比べると伝統的なハタヨーガでは物足りなさを感じるかもしれませんので、
若いうちや、もともと柔軟性や体力のある方には
心身をリフレッシュするという意味で、強度の高いヨーガやフットネス感覚のヨーガは最適と思います。
けれども、最後は伝統的なハタヨーガに戻ってきて欲しい、、
私はそう願います。
伝統的なハタヨーガは一見すると地味なポーズが多いかもしれません。
しかし、伝統的なハタヨーガの素晴らしさは、歳を重ねるごとに輝きを増し
実感できるところにあります。
この素晴らしさは、他のヨーガにはないものです。
伝統的なハタヨーガは一生モノです。
これまで、
「ヨーガをやってみたけれど効果がなかった」
という方にも、ぜひ伝統的なハタヨーガに触れて欲しいと思います。
ヨーガのポーズのことを、サンスクリット語で
『アーサナ』と呼びます。
『アース』
とは
『坐』
まさに、座ることです。
ヨーガのポーズは座って行うことが基本。
ポーズにおいて、『座位』が最も重要です。
しっかりと腰を据えて
安定した深い呼吸を刻めるようにするために
体を動かす、という目的でもあります。
ハタヨーガにはインドの叡智が詰まっています。
伝統的なハタヨーガは大変素晴らしく、人間の身体を緻密に計算しつくして作ったのではないか⁉︎
と感じるほどです。
ハタヨーガをご自身のモノにしていただき、
より豊かに人生を全うできる方が増えたら、、
日本人の記憶から消えかけている伝統的なハタヨーガを、一人でも多くの方へお伝えしてゆきたい、、
そんな思いで私はヨーガを続けております。
春です。
ヨーガを始めてみませんか^ ^?
初めての方も、
ブランク期間のある方も、
ぜひ、ヨーガをご一緒できたら幸いです。