バランスとは、自分の感覚よりも少し先にあるもの。

* 色と呼吸とヨガで ありのままで美しく、耀く女性を応援!

 埼玉県さいたま市大宮区のヨガサロン caapashanti(チャーパシャンティ)    Kaori  です *

 

気がつけば、5月も半ばに入ろうとしています。

夏日も増えてきました。

とはいえ、朝晩急に冷え込む日もありますので、

寒暖差に気をつけて過ごしたいですね^ ^

 

 

今回はヨガの視点から『バランス』について書いてみたいと思います。

 

 

ヨガは、心と体の「バランス」を目指すものでもあります。

「バランス」のとれた身体に近づくことは「健康である」ということ。

ハタヨガの目的です。

 

言葉でいう「バランス」は簡単ですが、

実際に心と身体で感じるバランスに近づくためには

順番にステップを踏んでいくことが大切だとハタヨガは教えてくれます。

 

人は生きているうちに、

体には癖が付き

心には様々な経験や体験を通して「安全」という自分の枠を作ります。

 

それは、怪我をしないように「安全」というテリトリーの中で動くように人間はできているから。

 

人は生きながら、日常の中で恐怖感や恐怖心をいくつも自分で作り、

体や心で「安全というゾーン」を定め、安全の枠の中でしか動かないようにしています。

 

それは、「安全」というものが、日常生活において極めて重要だからです。

 

日常で極めて重要ではありますが、ヨガの目指す「バランス」は、

 

ここにはありません。

 

ヨガの目指す「バランス」は、

自分の思っているバランスという感覚の、その先にあるのです。

 

例えば、ハタヨガのアーサナ(ポーズ)に

「シールシャ」という逆立ちのアーサナがあります。

 

シールシャはバランスをとりながら行うポーズになりますが、

私たちは人生の中で時間をかけながら「後ろに引くこと=安全」を覚えています。

極端にいえば、失敗=安全 という意識すらあるかもしれません。

なので、最初のうちは倒立まで行く前に、恐怖心とともに後ろに下がってしまうことが多くあります。

(むしろ、恐怖心をまだ知らない子供の方が、軽々と逆立ちしますよね^ ^)

 

ハタヨガは、この長年染み付いてきた「恐怖心を外す」という作業にもなります。

 

もちろんシールシャアーサナは、他のアーサナでしっかりと体の癖を外して

インナーマッスルなども育ててから順を踏んで行うアーサナにはなりますが、

大人になってから恐怖心を外してゆけるのは、ハタヨガくらいではないかと私は思います。

 

ではなぜ、日常において極めて重要な「安全」という枠の外に

ハタヨガの目指す「バランス」はあるのでしょうか?

 

それは、

 

日常が潰れた時に

それ以上の枠が、人間には必要だからです。

 

近年は特に、

日常が潰れ、自分で作ってきた「安全ゾーン」から外れてしまうことで

心の病、体の病にかかる方が後をたたないように思います。

 

よく、「何事もバランスが大事」と言いますが

ヨガの目指すバランスと本質は同じ。

 

日常の中にある、安全ゾーンにはバランスはなく

その先にあるものであると感じます。

 

ヨガを日常にして

日常の先にある「バランス」を目指し

心身共に、長く健康でありたいですね!^ ^