『俯瞰する力』を身につけ軽やかに生きる
* 色と呼吸とヨガで ありのままで美しく、耀く女性を応援! 埼玉県さいたま市大宮区のヨガサロン caapashanti(チャーパシャンティ) Kaori です *
今回は、よくヨガなどを行っていても使うフレーズなのですが
『俯瞰する』ことについて書いてみたいと思います。
すでに実践されている方もたくさんいらっしゃると思いますが
人や物事を俯瞰できる習慣が身につくと
日々起こる出来事に振り回されなくなったり、
人間関係も円滑になったり、と悩みが減り生きやすさに繋がっていきます。
『俯瞰する』とは
『俯瞰する、俯瞰する目をもつ』
とは、高い視点から相手や自分、物事を眺めるということ。
人は、その瞬間に起きた出来事にすぐに反応をすると
相手の反応や自分の感情にだけ振り回されてしまい、イライラしたり
アタフタしたり、後々後悔をするような発言をしてしまうことがあるものです。
このようなことが続くと、人と接することが億劫になったり
悩みや苦しみにつながり疲れてしまいます。
高い視点から起きた出来事や相手、自分を眺めることができると
その場の空気に流されることなく、相手の言動に一喜一憂することなく
自分にも余裕ができ、相手のこともよく見えるようになってきます。
例えば小さな子どもの喧嘩を見ていると
どちらが悪いとかではなくて、それぞれ自分の気持ちが第一に優先されてるが故に
相手の背景や状況は御構い無しだからこそ起こる摩擦だったりしますよね。
そういったことが見ている大人は経験の多さと視野が広いからわかりますが、
当の本人たちはまだそこまでの経験や視野視点がないので
自分の気持ちをストレートに表現してぶつかり合っています。
この『大人の目線』が『高い視点』『俯瞰する』ということです。
俯瞰力を身につけるには、、
俯瞰する力や、俯瞰できる習慣を身につけるには
まず何よりも「自己理解」をすることです。
人が一番わかっていないのは『自分である』というのはよく言われますが、
俯瞰する力を身につけるには、一番盲目的になりやすい「自分」を客観的に眺めるプロセスを身につけることが大切です。
まさにヨガや呼吸、瞑想で言う「観察者」としての自分になり
自分のことを客観的に見つめ、「自分はなぜそう思ったのか?」や「感情の動きや動機」を探っていくと自分の言動の背景には様々なことが関わっていることがわかってきます。
常に自己理解を深めるために、自分のことを客観的に観察する習慣があれば
日常の出来事の中でも、起こる出来事の背景を考えることができます。
さらに相手の背景も考えることができるため、
相手の価値観や状況、環境やタイミングを総合的に眺めることができるので
その瞬間の相手の反応や自分の感情だけに振り回されることが減り人間関係も円滑になります。
人の悩みの全ては『人間関係』とも言われています。
人間関係が円滑になれば、悩みも減り生きやすさにもつながりますよね。
俯瞰する力を身につけたい、と思ったら
まずは『自己理解』から。
まとめ
ヨガや呼吸に意識を向けることや瞑想はまさに
『俯瞰することの訓練』みたいなものでもあります。
観察する力を養います。
自己理解を深めるためにヨガや呼吸・瞑想は力になってくれますが
何よりも大切なことは『経験』から『学ぶ』ことです。
日常の出来事から逃げずに学ぶ姿勢があってこそ、日頃行っているヨガや呼吸・瞑想の力を発揮できるのだと感じます。
視野の広さ、視点の数もやはり経験から学んだ多さと比例するのだと思います。
知識や言葉だけではなく、実際に体験して学んだ方の発する言葉は違います。
おそらく、実際に経験をして学ばないと精神力が養われず
「高い視点」が「上から視点・上から目線」になりかねない。
俯瞰すること、高い視点から物事を見ることは
実体験から学ぶ姿勢が大切になってきます。
目の前に起こる出来事に責任を持つならば、まずは自分の感情に意識を向けることです。そこで湧き上がる感情を大切に扱い前に進むことができれば、必ず状況も好転してくる。
ヨガや呼吸・瞑想を通して自分を知り
俯瞰する力を身につけ軽やかに生きたいですね╰(*´︶`*)╯