手段が目的になっていませんか?多くの人が陥りやすい罠。。。
* 色と呼吸とヨガで ありのままで美しく、耀く女性を応援! 埼玉県さいたま市大宮区のヨガサロン caapashanti(チャーパシャンティ) Kaori です *
ヨガを始めたら悟れるのではないか、、、
ヨガを始めたら達観できるのではないか、、、
瞑想をしたら覚醒できるのではないか、、、
今回は『目的と手段』について書いてみたいと思います。
目的と手段
これまでの社会経験とヨガをお伝えしていて感じることですが
手段が目的になってしまっている方が多い・・・
ヨガをおこなう人の中には
『ヨガをすれば悟れるのでは・・・達観できるのではないか・・』
と考えてしまう人がいます。
そういった人たちは、ヨガをおこなうことで目的が達成できると考える傾向にあるように思います。
ヨガは元々は解脱のためのツールであったことは確かですが
ヨガ=悟りや解脱
ではありません。
ヨガという手段で目的を得るのではなく
ヨガは悟る手段を探すためのツールの一つにすぎないのです。
これと同じように、仕事や趣味に関しても、そして生き方に関しても
いつしか手段が目的になってしまっている方を多く見かけます。
手段が目的になると本来の目的に辿り着けなくなる
例えば、天体観測も星をみることだけを目的としてやっている限りその先には進めません。
占いもそうです。占いで人や社会の運命や運勢ばかりを見ようとしていたらその先に進むことはできません。
本当の目的はその先にあるのに、その手前にある『手段』を目的として行動をしていませんか?
なんでもそうですが、手段が目的になってはいけません。
その先を見据えた『目的』にたどり着くための行動を取らない限り
同じことの繰り返しになります。
手段を目的にしないために。。。
手段を目的にしないためには、
『手段をやる自分』へ意識を向けるのではなく
手段をしたことによって『達成した自分』へ常に意識を向けることで
目的を見失わないでいることができるのではないでしょうか。
例えばヨガであれば
ご自身の理想の『悟りを得た状態の自分』を常に想像しながらヨガを行う、、
天体観測であれば
星を見ることで『流れ星を観る自分』を想像する、『カシオペア座を観る自分』を想像しながら天体観測をする、、
占いであれば「君子占わず」と言いますが、『占いという型に囚われないで自分の感覚を信じて心地良く生きている自分』を想像しながら、目的達成までは占いというツールを活用する、、など、
ここに挙げたものはあくまでも例ですが
常に自分の目的を見失わない意識の持ち方が大切になってくると思います。
まとめ
なかなか現状が良い方向へ向かない、、
いつも同じことの繰り返し、、
そんな風に感じている方は
もしかすると手段が目的になってしまっているかもしれません。
一度ここで立ち止まり、
自分の『目的』とその目的に達するまでの『手段』を明確にしてみるのも
一つの手かもしれませんね。