肌の『呼吸』、、化粧品の選び方・向き合い方
* 色と呼吸とヨガで ありのままで美しく、耀く女性を応援! 埼玉県さいたま市大宮区のヨガサロン caapashanti(チャーパシャンティ) Kaori です *
人は呼吸をしています。
人の細胞も呼吸をしています。
人のお肌も呼吸をしています。
今回はお肌と化粧品について書いてみたいと思います。
世の中にはお肌や化粧品に関しての情報がたくさん溢れています。
私は何が良くて何が悪いというのはないと思っています。
あくまでも今回も私の経験と視点から。。。
『ミネラルオイル』は肌呼吸を阻害する!?
私は肌の専門家ではないので趣味の範囲での知識になりますが、
私は基本的に化粧品などを選ぶ時『成分表示』を見て
『ミネラルオイル』が入っているかどうかをまずチェックします。
最近の化粧品は『ミネラルオイル入り』とか『ミネラルパウダー』とか
『ミネラル』という何やら肌に良さそうなフレーズが多く使われている物をよく見ますが、
『ミネラルオイル』というのは『鉱物油』のことです。
プラスチックなどを作った後の廃油から作られます。
原料が石油のオイルです・・・
ミネラルオイルは原価が安いため多くの化粧品に使われています。
『ベビー〇〇』みたいな赤ちゃんの肌にも優しそうなネーミングのオイルも成分表示を見ると「ミネラルオイル」が使用されていたりします。
安い化粧品だけでなく、有名なメーカーの少し高価な化粧品にも多く使われていると思います。
特にCMで流れている化粧品は広告費が高いので、原材料費は安いのかもしれません。。
ミネラルオイルの原料が石油のオイルと聞くとゾッとしますが、
化粧品に多く使われているには理由があります。
ミネラルオイルは油の膜で肌の表面を覆う役割をしてくれるので
しっとり感を感じることができたり、乾燥を防いでくれるような役割をしています。
かつ原価が安いため、手に取りやすい価格で化粧品を販売することができるため
多くの化粧品に使用されています。
しかし、、、これは販売者の視点・・・。
私たちの肌は『呼吸』をしています。
油で肌の表面を覆ってしまえば表面的にはしっとり感を感じたり
乾燥を感じないかもしれませんが、
・肌が呼吸できないために肌の代謝が下がる
・毛穴にオイルが詰まりニキビなどの肌トラブルの原因なる
・お肌自体が潤っているわけではない(肌の奥まで油は入っていきません)
ので、肌の内側は乾燥する
・肌内部の乾燥により肌荒れや肌トラブルが起こる
など長期的に見ると肌に負担のかかることばかり。。。
ミネラルオイル入りの化粧水などを使っていると、朝起きた時お肌がベタベタしていることがあると思います。
それは、ミネラルオイルが肌の内部まで入っていかないため
肌表面にミネラルオイルが残っているからです。
長時間オイルを肌にのせていることは酸化(=老化)の原因にもなります。
ハンドクリームやリップクリームなどにもミネラルオイルが使われていることが多くあります。
一時的に肌を保護するのには役立つかもしれませんが、
本当の意味で保湿を求めるのであれば、成分表示に注目をして商品を選ばれることをお勧めします。
『呼吸』には酸素だけでなく『水分』もとても重要になってきます。
肌の内部へ届くような保湿を心がけ、お肌が心地よく呼吸できる状態を作ってあげることで、肌への負担も減りトラブルの少ない綺麗なお肌を保つことができるのではないかと思います。
界面活性剤について
私が化粧品選びで氣をつけているもう一つのポイントが
『界面活性剤』です。
界面活性剤は物質と物質の不安定な状況を緩和させやすくするためのものです。
例えば『水』と『油』などの混ざり合わないものを混ざりやすくするものが界面活性剤。
化粧品でいうと
化粧水に使われているミネラルオイルと水を混ざりやすくする役割をしているため
化粧品に界面活性剤が入っていないこともマストだと私は思ってます。
成分表示がわからない時は、化粧水などを上下にフリフリしてみて
泡がたくさん立ったら界面活性剤が使われている=水と油が入っている
ということだったりします・・・。
肌呼吸へ意識を向ける。。。肌の声が聴こえる
お肌が心地よく呼吸できるように心がけていると
自分の『肌の声』が聴こえるようになります。
『今日はもう少し水分を多めにした方がいいみたい』とか
『最近ちょっと肌に元気がないから栄養を足そうかな、、』とか。
巷に溢れる美容情報は、
化粧水をつけて、、美容液をつけて、、乳液をつけて、、クリームをつけて
さらに保湿用クリームをつけて、、、
など、たくさんの行程があります。
だけど本当にこんなにたくさんの化粧品が毎日お肌は必要でしょうか、、?
人の心は毎日変化します。
心と体、そしてお肌は繋がっています。
お肌の調子も日々変わります。
情報や知識として、そして視点を増やす意味でも巷の美容情報を知ることはとても良いことだと思います。
でも、その情報の全てを自分に当てはめるのではなく
情報も一歩引いて俯瞰してみること、、、
肩の力を抜いて、
『自分の呼吸』に合わせた化粧品選びや美容を心がけてみてはいかがでしょうか。
何が『良い』『悪い』ではなく
『自分の心とお肌にとって心地よいか?』
だと私は感じます。
行き着くところはとても『シンプル』な美容法だったりします。